「イルカさん 貴方が欲しい 心から」
「カカシさん オレは物では ありません」
「知ってます でも止められない この想い」
「カカシさん オレは女じゃ ありません」
「知ってます 貴方じゃないと ダメなんです」
「ねえちょっと なんですその手の やな動き」
「大丈夫 痛くしません 頑張ります」
「ひゃあそんな 即物的なの 嫌いで（むぐっ）」
「………超ヤバい せんせの唇 キモチイイ」
「っ馬鹿なこと するな話すな もうやめろっ」
「引きません 貴方が振り向く その日まで」
「ひどすぎる オレに拒否権 ないのかよ」
「……どうしても 嫌なんですか 俺のこと」
「……だってまず 貴方は里の 誉れです」
「関係ない ただの恋する 人間だッッ」
「その言葉 上は決して 許しません」
「どうでもいい 貴方の本心 聞かせてよ」
「ッ、言いたいです でもダメなんです 話したら ……溢れた想いが、止まらなくなる」
「！ ……ね、せんせ それってホントは 俺のこと………」
「言えません 言ったら引き裂かれてしまうっ」
「馬鹿な人 引き裂けませんよ この絆 貴方のためなら 里を抜けても」
「そんなこと 口に出しては いけません！！」
「いえ、言います 誰に聞かれてもいいの 俺の覚悟を 受け止めなさいよ」
「〜〜〜〜〜〜っ」
「出来もしない 約束ひとつ してくれます？」
「いいですよ 貴方がそれを 望むなら」
「死なないで 最期の時まで ……そばにいて」
「ええ誓いますよ、この世の全てに」